2015年11月 アーカイブ|自転車、クロスバイク、ロードバイクの販売、通販、修理 埼玉県所沢【ブルーグラス】

2015年11月

年に数回ほど持ち上がる恐怖体験

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みなさん、こういうのホームセンターなんかで見たことありますか?

車を運転して洗車をする方ならもちろんなにに使うかご存じの方も多いでしょう。そう、これ、タイヤの艶出しクリーナーなんです。お?そしたらコレ自転車のタイヤにも…。と思ったアナタ。ええ、そこのアナタですよ。結論から先に言いますね。死にますよ。ええ。

このテの自動車用タイヤつや出し剤は絶対に使わないでください!

毎年、何名かコレを自転車のタイヤに使用して持ち込まれるお客様がいらっしゃるのですが、たいていおっしゃられるのが、ブレーキの効きが悪い。雨の日に滑る。と。まず、このテのタイヤつや出し剤の主成分はシリコーンオイルと界面活性剤です。そして、ほとんどの自転車はリムブレーキと言って、ホイールのリム面にブレーキシューを押し付けて制動をするので、そこにオイルと洗剤を塗って走ったら、当たり前の話ですがブレーキが効く訳がありません!また、自転車のタイヤは自動車と違いクリンチャー方式ですので、リムの内側とビードの間、ニップル穴が密閉されていません。ですから、タイヤつや出し剤がリム内部に入り込み、延々と遠心力で回るたび、停車して下側になるたびに染みだしてブレーキ面にオイルと洗剤を塗り続けてしまいます。こうなると、チューブやブレーキシューなどに油分が染みこんでしまい寿命を早めるばかりか、染みこんだオイルが除去できないので、パーツクリーナー等で洗浄しても若干シリコンオイルが残りブレーキシューやリム面を潤滑し続けてしまいます。

当店でも、この状態になっているものをリムテープ、タイヤ、チューブをすべて外しリム内部をパーツクリーナーで洗浄して拭き取る作業をするのですが、やはり数日経つと元通りになり、シリコンオイルと界面活性剤が揮発するまで続きます。こうなってしまうと、リムテープからすべて交換してみても、リム内部に残ったタイヤつや出し剤が染み出てきて、新品タイヤもパァになってしまうので、絶対に使うのはやめてくださいね。

また、このタイプのタイヤつや出し剤は塗膜面へダメージを与えます。ましてやカーボン樹脂なども侵すのでカーボンホイールなどでやるのは以ての外ですし、フレームなどにかかることを考えると、どちらにせよオススメできない行為の一つです。自転車を洗浄するには自動車とは、ちょっと違うこと、気をつけなければいけないことがたくさんあります。もし洗車を考えているけど自動車と同じやり方でいいの?というような質問がある時は、ご来店時に気軽にお声がけください。もっとお手軽で安全でキレイにするやり方教えられます!


bluegrassbikes | 2015.11.19 | PermaLink
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